ジーナ式ネントレを実施する中で大きな論争、そして課題となるのが別室、同室問題だと思います。
うちは2LDKで狭いので、子供の部屋自体を作ることができなかったので、私と子供が同じ部屋、子供がベビーベッド、私がベッドで寝ていました。
遅くまで仕事をするパパだけが違う部屋ですすめました。
同室、別室問題、ジーナ本にはどのように書かれている?
「赤ちゃんとお母さんの快眠講座」の改訂版ではこのように記載されています。
近年、英保健省は、乳幼児突然死症候群のリスクを軽減するために、赤ちゃんが6ヵ月になるまでは昼夜とわず、常に親と一緒の部屋で寝るようにアドバイスです。
赤ちゃんとお母さんの快眠講座
改定前の本では生まれたときから別室が推奨されていましたが、最近では6ヵ月以降に別室を推奨しているんですね。
早めに自分の部屋になれさせておけば、6ヵ月になったときに赤ちゃんがぐずったり不安に思ったりすることはありません。
赤ちゃんとお母さんの快眠講座
おむつを替えたり授乳したり、またはくつろいだ時間を過ごしたりする場として使うことで子供部屋を赤ちゃんにとって安心できる空間にすることができます。
6ヵ月以降別室にする場合は、できるだけ赤ちゃんのお部屋で色んなお世話をして慣らしてあげる必要があるんですね。
赤ちゃんと同室のメリット、デメリット
同室のメリット
赤ちゃんに何かあったときにすぐにお世話できる
まあこれに尽きると思うのですが、赤ちゃんが第一子だったりすると、「息しているのかな?」とか「一人で寝かしていて大丈夫なんだろうか?」とか不安になってしまいがちです。
泣いたらすぐにお世話できるし、すぐ近くで息しているかも確認できるのではやり安心感はありますよね。
同室のデメリット
赤ちゃんにとってママが隣で寝ていることが普通の状態となる
これなんですよね。
ジーナ式をやり始めた当初は隣で息を潜めていても寝てくれればいいかと思っていました。
この場合、子供が寝ているときにふと目が覚めた時にママがいないことに気づいてしまうと、「ママがいない!」と泣いてしまうことになってしまいます。
ちなみに寝かしつけはこんな手順で実施していました。
- スリーパーを着せる
- ベビーベッドを置く
- 赤ちゃんが眠くなるオルゴールをかける
- 私は横の自分のベッドで息を潜める
- 寝たら退出する
赤ちゃんをベビーベッドに置いた後、「おやすみ~」と言って退出していたら、自分が寝るタイミングで同室で寝てもまた話は別だったかもしれません。
友達の家は夜本当にぐっすりで寝たらほとんど目覚めないから、寝るまでは添い寝して、寝てからは別室で寝ると聞きましたが、うちは定期的に目覚めて、私がいたらもう一度一人で眠るし、いなければ泣いちゃうしという状態になってしまいました。
赤ちゃんと別室のメリット、デメリット
別室のメリット
一人で寝ることが普通の状態になる
赤ちゃんにとって一人で寝ることが普通になるため、夜中にふと起きたときにママがいなくてもそれが普通なので自分ひとりで寝付くことができるようになります。
別室のデメリット
夜中のお世話がしにくい
うちの家ではあまり大幅なアレンジもせずできるだけジーナ式スケジュールにのっとって過ごしてきたんですが、それでも早朝覚醒や夜中の授乳対応など成長期とともにお世話する必要があるタイミングがありました。
夜中のお世話が発生した時に、わざわざ赤ちゃんのいる部屋まで歩いて行かないといけないって結構めんどくさいですよね。
ベビーモニタだけが頼りになってしまう
赤ちゃんが寝ているか起きているか、泣いているか泣いていないか、別室にすると結局ベビーモニタだけが頼りになってしまいますよね。
絶対に故障がないとも言い切れないし、若干不安材料ではあるかなと思います。
逆に誰かと寝れなくなる
ジーナ式をやっている方の悩みなんかをみていたら、一人寝をさせていたママさんの悩みで、旅行に行った時にみんなで寝るってなったら、本当に全然寝てくれないっていう方がいらっしゃいました。
でも旅行に行った時に苦労するより、普段一人で寝てくれる方が100倍楽だって意見でした。
そうですよね(笑)
まとめ
私は別のお布団で同室でしたが、息子がふと夜中に起きる子なので、広い家だったら別室にしたかったなぁと思うことも何度かありました。
- 同室にしてしまうと寝る時にママがいることが普通になってしまうので、隣にいないと覚醒してしまう。
- 同室だと安心して赤ちゃんのお世話は隣で安心してできる。
- 別室だと成長してからだと夜間覚醒がある間は移動が大変。
- 別室だと成長してからも一人で寝てくれるので自分の時間が持ちやすい
どちらにもメリットデメリットがあるので、各ご家庭の事情に合わせて検討材料にしていただければいいですね。